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【ROXレポ|前編】連覇を狙う九工大、集大成に挑む熊本高専。技術と想いをかけた挑戦の姿をお届け

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2026.09.03

岡野バルブ製造は、今年も「ROX(Robotics Open eXchange)」にチームパートナーとして参加することになりました。 

ROXは「日本一クリエイティブなロボコン」を掲げ、企業と学生がタッグを組んでロボットを開発・製作するコミュニティ型ロボットコンテストです。
競技の枠を超え、技術やアイデア、人とのつながりを通じて学生と企業が学び合い、新しい技術や挑戦を生み出すことを目的としています。

本コンテストへの協賛は、今回で3大会連続となりました。
今年は、九州工業大学飯塚キャンパスのロボコンチーム「RoDEP」と熊本高等専門学校熊本キャンパスのチームによる挑戦をサポートいたします。

そこで、ロボット開発で奮闘する学生たちの姿を2回にわたってお届けします。
前編となる今回は、本番に向けて開発に励む両チームの活動レポートです。

 

■ 九州工業大学 ロボコンチーム「RoDEP」

RoDEPは、災害救助をテーマにしたレスキューロボットコンテストへの出場を目指して活動するロボコンサークルです。

昨年の第1回大会では見事優勝を果たし、今年は2連覇を目指します。

今年は1年生22名が加わり、総勢37名となったチームの中から今回は選抜メンバー4名が大会に挑みます。

メンバーには熊本高専からの編入生も所属しており、同じく参加する熊本高専チームとの「同門対決」が実現する点も注目ポイントです。 

 

■ メンバー全員で挑む

今年のサークル長とROXのリーダーは、昨年の優勝メンバーである3年生の伊勢さんです。
自身で開発を進めながら、チームマネジメントや後輩の指導も大切な仕事となっています。

ロボット開発には機械設計、回路設計、制御と3つの分野の開発が必要です。
RoDEPではそれぞれの分野でチームを編成し、サークルメンバー全員が一丸となって開発を進めています。

伊勢さんは、今回の大会を優勝という目標だけでなく、サークル全体で技術的に、そしてチームとして強くなる機会として捉えています。各チームから出た課題はサークル全体で共有し、「ロボットとしての最適解はなにか」を議論しながら1つひとつ改良を重ねてきました。
時には深夜まで議論や調整が続くこともあるそうです。

「2連覇の記録よりも、今年作ってきたロボットとチームの力を大会で証明したい」と語る伊勢さん。
昨年の実績に甘んじず、「今年の自分たち」で勝負するという姿勢が逞しいです。

RoDEPチームメンバーの皆さん

■ 開発の優先順位を考える

ロボット開発では競技ルールとともに、限られた予算や時間に対して「何を諦めるのか」を判断することも重要です。

大幅なタイム短縮が期待できる制御機構や、ロボットの安定性を高める機構など、技術的には魅力的なアイデアも数多くあります。一方、予算や開発時間、ロボット全体の完成度とのバランスを考え、採用を見送ることも珍しくありません。

「できること」ではなく、「何を優先するために何を諦めるのか」。
これはロボコンだけではなく、実際のものづくりの現場にも共通する考えです。

ドリブル機構について検討中。
(左:弊社・佐藤、右:RoDEP・伊勢さん)

■ 熊本高等専門学校熊本キャンパス ロボコン部

熊本高専・熊本キャンパスは、今回のROXに専攻科1年の3名と本科5年の1名で構成する4名のロボコン部メンバーが参加します。

実はこのロボコン部、昨年の高専ロボコンでロボコン大賞と準優勝を受賞し、初出場ながら優勝候補のチームです。

なかでも専攻科1年の3名にとっては、高専生活最後の公式戦。これまで高専ロボコンで培ってきた経験を武器に優勝を目指します。

■ 工場を見て、技術を知り、ロボットに活かす

7月中旬、開発を進めるメンバーが当社の行橋工場を訪れ、鋳込み、加工、組立、検査といったバルブが完成するまでの一連の工程を見学しました。

メンバーからは普段は見られないものづくりの現場を目にして積極的な質問が出ましたが、
後日、鋳込みに関する技術を、実際のロボット製作に活用したとの報告が!

現場で得た知識を、すぐに吸収して自分たちの開発へつなげる貪欲な姿勢に、私たちも多くの刺激を受けました。

鋳込みの現場を見学。

■ 4人だからこそ、専門を任せ合う

熊本高専では4人それぞれが機械設計、回路設計、制御を担当しています。

リーダーで専攻科1年の財津さんは、チーム全体の方向性をまとめながらも、専門分野については各メンバーに任せているそうです。

「互いに専門分野が異なるからこそ、その技術を信頼し、それぞれの役割を任せる」と語る財津さん。

財津さんを含め、高専ロボコンを戦い抜いてきた専攻科1年の3名にとって今回のROXは最後の公式戦であり、集大成となる舞台です。

「少数精鋭だからこそ、一人ひとりの力を結果につなげたい。」

「自分たちの実力を示したい。」

「先輩たちの背中を追い、超えていきたい。」


積み重ねてきた経験も、仲間との信頼も、それぞれの想いとして一台のロボットに込めて大会に臨みます。

工場見学後、開発ロボットに関して打合せ。
(左:機械設計・財津さん 中:ソフトウェア・宮原さん 右:回路設計・島川さん)

 

■ 学生の挑戦を支える

今年は、経営企画室ロボットチームの新卒社員2名がそれぞれ1校ずつ担当することになりました。

開発状況の確認や調整を行いながら、本番まで学生の皆さんに伴走していきます。

自身もロボットに向き合うエンジニアとして技術交流から工程管理までをサポートし、ともに大会へ挑みます。

「機構のアイデアや設計意図を聞きながら、お互いの知見や考えを出し合い、より良いロボットの完成を目指して一緒に課題に向き合っています。ROXの舞台でこれまで積み重ねてきた技術や努力を存分に発揮できるよう、応援しています。頑張れ!」

(経営企画室ロボットチーム:佐藤)

九州工業大学 RoDEP

熊本高専・熊本キャンパス ロボコン部

■ 後編では、いよいよROX本番へ!

ROXロボコン本番は9月4日(金)。

現在、本番に向けてラストスパートの真っ最中です。

試行錯誤を重ねて 開発したロボットが、どんな動きを見せるのか。

 

後編では、大会当日の様子をお届けします。

当社公式X(@okanovalve)でも、当日の様子をリアルタイムで発信予定です。

ぜひご覧ください!

 

■ 岡野バルブ製造は若手エンジニアの挑戦を応援しています。

岡野バルブ製造は、100年続くものづくり企業として、新しい技術に挑戦する若手エンジニアを応援しています。

「ものづくりを仕事にしたい。」
「技術を社会で試してみたい。」

そんな想いを持つ皆さんと、一緒に未来をつくれる日を楽しみにしています。

 

ぜひ採用ページもご覧ください。
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